Excel形式の不具合管理一覧表を公開します。
無料ですので、ダウンロードしてご自由に活用ください。
不具合管理一覧の使い方
はじめに
このフォーマットでは、発生した不具合の対応状況を管理するうえで、登録した不具合ごとに分類を設定することで傾向分析するときにも利用します。
各区分はシート「setting」を編集してください。
表の項目説明
ヘッダ部
プロジェクト名 | プロジェクト名を記入する |
システム名 | システム名を記入する |
工程 | 不具合が発生した工程を選択する 本番稼働時に発生した不具合の場合「運用保守」を設定する |
明細部
発生日 | 不具合が発生した日付を記入する |
起票者 | 不具合管理一覧に登録した人名を記入する |
対象機能 | 不具合が発生した機能名を記入する |
不具合内容 | 不具合内容を具体的に記入する |
テストケースNo | 不具合を発生したテストケースを記入する テスト以外で検知した場合は空欄でよい |
機能分類 | 対象機能の分類(画面、帳票 など)を選択する |
障害区分 | 不具合の事象を分類から選択する (画面表示不正、異常終了 など) |
原因区分 | 不具合を調査して判明した発生原因を選択する (設計誤り、横展開漏れ など) |
検知すべき工程 | 本来、どのテスト工程で検知すべき不具合なのか選択する ※1 |
優先度 | 不具合対応の優先度を選択する |
横展開 | 他機能にも同様の修正が必要になる場合「〇」を設定する |
担当者 | 修正作業などの担当者を記入する |
ステータス | 不具合の対応状況を記入する |
対応期限 | 不具合の対応期限を記入する |
対応日 | 不具合対応を実施した日付を記入する |
調査結果/原因/対応方法 | 不具合の調査した結果、原因、対処方法を記入する |
完了日 | 不具合対応をクローズしてよいか、承認者が確認した日付を記入する |
※1 検知すべき工程
不具合内容が、本来どのテスト工程で検知すべきなのか分類します。
例えば結合テスト工程で単体テストレベルの不具合を検知した場合、単体テストを設定します。
その場合「なぜ単体テストで検知できなかったか」「他に検知漏れの不具合が残留していないか」などの分析で活用します。
前工程で検知すべき不具合が多発する場合は、前工程のテスト見直しや強化テストなどの対策を検討することになります。