Excel形式のリスク管理表を公開します。
無料ですので、ダウンロードしてご自由に活用ください。
リスク管理表の使い方
はじめに
このフォーマットでは、リスクごとに影響度・発生確率からリスクスコアを設定し、予防対応策、リスク発生時の対応策を管理します。
必要に応じて表を編集してください。
リスク管理の運用については、別記事「リスクマネジメント計画」を参考にしてください。
表の項目説明
リスク
件名 | リスクのタイトル |
リスク事象 | リスク内容(リスク、顕在化したときに何が発生するか) |
起票日 | 行を追加したときの日付 |
起票者 | 行を追加した人の名前 |
発生確率 | リスクが発生する確率を「高、中、低」※1 から設定 |
影響度 | リスクが発生したときの影響度を「高、中、低」※1 で設定 |
リスクスコア | 発生確率と影響度から「S、A、B、C、D」※2 で自動設定 |
トリガーポイント | リスク顕在化の判断基準 |
※1 高、中、低の度合いについてはプロジェクトで定義します。
※2 リスクスコアの設定パターンはシート「settting」の表を参照しているので、パターンの組み合わせを変更する場合はsettingの表内を変更してください。
リスク予防対策
リスクが発生しないための予防対策を設定します。
対応戦略 | リスク予防対策の種類を「回避、軽減、転嫁、受容」から設定 |
対応状況 | 予防対策の実施状況を「未着手、対応中、完了、保留」から選択 |
予防対策 | リスクの予防対策 |
コスト(千円) | 予防対策するための費用 |
リスク発生時対策
リスクが顕在化したときに実施する事後策を設定します。
対応戦略 | リスク予防対策の種類を「回避、軽減、転嫁、受容」から設定 |
発生時対策 | リスク発生時の対策 |
コスト(千円) | リスク発生時の対策で使用する費用※3 |
※3 工程が進みリスク発生せずクローズする場合、割り当てたリスク用のコストはプロジェクト予算に還元します。
モニタリング
リスクが顕在化していないか、トリガーポイントをもとに評価します。
評価周期 | リスク発生状況を確認するタイミング 週次、月次、随時 など |
評価日 | リスク顕在化を確認した日付 |
リスク発生状況 | 評価した結果を「未確認、予兆なし、予兆あり、顕在化、クローズ」※4 から選択 |
評価結果 | リスクの評価結果 |
※4 「予兆あり」は、リスク顕在化していないが、その可能性が出てきた場合に設定します。リスクが顕在化して問題となったものは「顕在化」を設定します。